もう運転なんて無理、そう思い続けてきた40代の私。
でも最近、やっぱり運転できるようになりたい!と思うことが増えてきました。
きっかけは子供の送迎と親の入院。
久しぶりで不安…と避けてきた運転も、生活の中でどうしても必要になってきたのです。
とはいえ、一人で運転なんて不安だらけ。
まずは本当に自分は運転できるのか?という不安を解消するため、自動車学校のペーパードライバー講習に申し込みました。
少しずつ感覚を取り戻す時間は、「あ、運転できてる!」という新しい発見の連続。
今も少しずつ練習を続けながら、一人で運転できる主婦を目指して奮闘中です!
ペーパードライバー歴15年。運転から遠ざかっていった日々
私はペーパードライバー歴15年の主婦です。
19歳で免許を取得し、最初は実家の車やレンタカーで運転を楽しんでいました。

しかし、電車通勤の仕事や友人の車に頼る生活…
次第に車から遠ざかり、私にとって、運転はできたら便利だけど、できなくても何とかなるものになっていきました。
子どもの成長と親の入院が再挑戦のきっかけに
子どもが成長するにつれて習い事の送迎や急な移動で「運転さえできれば」と思う場面が増えてきました。
「でもまあ、歩きや自転車で何とかなる」──そんな気持ちが行ったり来たり。
なかなか一歩が踏み出せずにいたとき、遠方で暮らす父親の入院。
帰省したときに私が運転できれば、母親を乗せてもっとスムーズに動けるよね…と感じ、運転できるようになりたい!とさらに強く思うようになりました。
そしてついに、自動車学校のペーパードライバー講習に申し込むことにしたのです。
初日の教習「とにかく道路に出たほうがいい」
正直なところ、「やっぱり無理かも」と思いながら、半ば嫌々教習所へ向かいました。
今日は教習所の敷地内をゆっくり回って、時間と余裕があれば駐車の練習もできたらいいな。
──そんな甘い期待を抱いていた私に、先生の第一声が突き刺さりました。
「とにかく道路に出たほうがいいです。」
えっ…いきなり道路!?
「えっ、だ、大丈夫なんですか?」と思わず聞き返すと、先生はにっこり笑ってこう言いました。
「大丈夫です、免許を持っているんですから」

そうか…
私、免許もっているんだった…
その一言に、衝撃を受けつつも妙な納得と少しの安心感が混ざり合いました。
初回で何も考えていなかった私は、道順もすべて先生にお任せすることに。
こうして、私の“教習所内でちょっと練習”という計画は、あっさりと道路デビューへと変わったのでした。
講習を通して得たもの
先生に横についてもらえる安心感、そして何度も「大丈夫ですよ」と声をかけてくれるたびに、心の中の不安が少しずつ溶けていくのを感じました。
短い距離とはいえ、誰にも頼らず自分で運転して教習所に戻ってきたときの達成感は、言葉にできないほど大きなものでした。

「私、運転できてる!」という実感が、何よりの自信になりました。
「ペーパードライバー講習を受ける方は多いんですよ。」
先生のその言葉に、「私だけじゃないんだ」という安心感がぐっと増しました。
講習を受けてみて初めて、「運転は怖いもの」から「運転はできるかもしれないもの」へ
この気持ちの変化が、私の中で何よりの収穫です。そして、これからの練習への原動力になっています。
現在も練習中!これからの目標
講習を終えてからも、私は少しずつ練習を続けていきます。
まずはレンタカーを借りて、一人で運転する機会を増やすことからスタート。
姉から「広い公園の駐車場で練習すると気が楽だよ」と聞いて、今度試してみようと思っています。
駐車はまだ自信がないけれど、少しずつ慣れていけたらいいなと。

そして、いつかは高速道路にも挑戦したいという気持ちもあります。今はまだ「慣れてから…」という段階ですが、目標として心の中にしっかり置いています。
無理せず、でも諦めずに。
少しずつでも前に進んでいけるよう、これからも練習を続けていきたいと思っています。
ペーパードライバー講習体験談として
40代からのペーパードライバー講習体験談として言えるのは、「長いブランクがあっても、主婦でも、再スタートは可能」ということ。
数回の受講で「運転の感覚を取り戻せた」という声も多いので、気になる方はまず体験してみるのがおすすめです。
私自身まだ練習中ですが、少しずつ「運転できる自分」に近づいているのを実感しています。
焦らず練習を重ねれば、きっとまた自由に運転できるようになるはず…!
同じように悩んでいる方の背中を押せたらうれしいです。
まずは一歩、試してみませんか?