シンママが在宅ワークを始めた理由

専業主婦から在宅ワークを始めたシンママの、夜明けのデスクと窓辺で外を見つめる猫 在宅ワーク

「在宅ワークなんて、本当にできるのかな」

今そう感じている方もいると思います。
今回は、私がシンママになってから在宅ワークを始めるまでの経緯についてお話しします。

特別な人の成功談ではなく、普通の専業主婦だった私が、悩みながら遠回りをしながらたどり着いた記録です。

シンママになった頃の状況

もともと私は専業主婦でした。

妊娠・出産を機に仕事を辞め、家庭に入ったのですが、気づけば退職から7年が経っていました。
※ここから先、ここではブランクという言葉を使います。

7年というブランクは、思っていた以上に重いものでした。
ただ、家事と育児で精一杯で、ゆっくり考える余裕はありませんでした。

毎日、家事と育児だけで一日が終わっていく感覚がありました。
もちろん、それだけに集中できる環境を与えてくれた夫には感謝しかありません。

「いつ仕事に戻ればいいんだろう」

誰かに相談したくても、同じような境遇の人が周りにいるわけでもなく、一人で抱え込んでいた時期でもあります。

「このままではいけない」と感じた瞬間

自己紹介した通り、私はシングルマザーです。

夫と別の道を歩むと決断をしたとき、当然、このままではいけない、と思い立ちました。
専業主婦から7年のブランクを経てのスタート、仕事に対しての不安よりも、仕事はあるんだとうか、という不安が大きかったと思います。
そして、子どもとの時間、収入、自分自身の心の余裕‥どれも諦めたくない、というのが正直な気持ちでした。

「まずは仕事を探さなければ」という焦りと、「子どものそばにいたい」という気持ちが、いつも押し寄せてきました。
この二つは、多くの場合どちらかを選ばなければいけないもののように語られますが、私はどちらも諦めたくなかった。
そのわがままとも言える希望が、結果的に在宅ワークという選択肢に私を向かわせてくれたのだと、今では思います。

在宅ワークという選択肢にたどり着くまで

働き方を見直すにあたって、最初から「在宅で働きたい」という気持ちは強くありました。

子どものそばにいながら仕事ができることが、私にとって譲れない条件だったからです。
とはいえ、最初から在宅ワーク一本に絞れたわけではありません。
私の場合は遠方に引っ越さなければならなかったので、近所で働くとなると、対面の面接には行けませんでした。

「引っ越してから探してみたら」という母の言葉もありましたが、外に働きに行くということが現実的には難しいのでは?感じました。
子どもの急な発熱や学校行事のたびに、調整をお願いするというのは当然ストレスが溜まるし、周りに申し訳ない気持ちでいっぱいになると思います。
もともとそれがつらくて、退職したということもあります。

そうして考えていくうちに、消去法のようにして残ったのが、在宅ワークでした。

ただ、いざ在宅ワークを調べてみると、未経験という壁にぶち当たりました。
7年のブランクに加えて、在宅でできるようなスキルは何も持っていませんでした。

もともと興味があった分野をまずは独学で勉強しようと、無料の講習に参加してみたり、ネットの情報を頼りに手探りで進めてみました。
けれど、私は一人で学ぶことにすぐに限界を感じてしまって(続かない性格なんです)
何をどの順番で身につければいいのかも分からず、時間ばかりが過ぎていき、「独学だけで足りない部分は、ちゃんとした場所で学んだ方が早いのかもしれない」と思うようになりました。

悩んだ末に選んだのが、職業訓練を受けるという選択でした。
このあたりの詳しい経緯や、職業訓練でどんなことを学んだかについては、また別の記事で詳しくお話ししたいと思います。

仕事を選ぶときに重視したこと

数ある在宅ワークの中から仕事を選ぶ際、私が優先したのは次の3つでした。

  • 子どもの急な体調不良にも対応できる、時間の融通が利くこと
    シンママにとって、代わりに対応してくれる人がいないというのは大きな不安材料です。
    何かあったときにすぐ動ける働き方かどうかを、最優先で考えました。
  • 特別な資格がなくても始められること
    7年のブランクと専業主婦という経歴で、いきなり専門性の高い仕事に挑戦するのは現実的ではありません。まずは始められることを基準にしました。
  • 収入の見通しがある程度立てられること
    シンママという立場上、収入が不安定すぎる働き方は選べません。
    すぐに大きく稼げなくても、積み上げていける仕事かどうかを重視しました。

今、振り返って思うこと

「在宅ワーク」という選択をしていなければ、今の生活はなかったと思います。
もちろん大変なことも多いですが、それでも自分で選んだ道だからこそ続けていきたいです。

もっと在宅ワークを安定させる、これが今の目標です。

同じように「本当にできるのかな」と不安になっている方に、これからの記録が少しでも背中を押すものになりますように。